ANA 成田 - ドュッセルドルフ エコノミークラス 機内食
仕事の都合でオーストリア ウィーンに行くこととなり、普段から使っている全日空をbookしました。
成田からドュッセルドルフまでフライト時間は約11時間半。
渡航補助が出るのに買う航空券を遠慮したためマイルでのアップグレードできず、エコノミークラス固定です。
さて、飛行機の楽しみといえば2つ、映画と食事です。
日本でも公開され、アカデミー賞で呼び間違えられるという珍事があった ラ・ラ・ランド。
夢追い人の話ですがミュージカル調でとても楽しく観る事ができました。
機内食はランチを頂きました。
今はラミネートされたプリントを渡されて選ぶスタイルなのですね。
鳥の唐揚げの和風プレートにしました。
私の父母の時代は機内食は不味いと言われていましたが美味しく頂けます。
出汁の効いた冷やしうどんは今は有り難みが少ないですが、帰りの飛行機で出されると鰹と昆布の風味に嬉しくなるでしょうね。
ワインも頂きました。赤も白も飲みましたが、白の方が果実味あり酸味とすっきり感の両方を楽しめて食事にもよく合います。
また、スープもあり茅の舎の野菜スープだしです。野菜の旨みが詰まっている優しい味わいです。普段から茅の舎は使っていますが、ここのは本当に美味しいです。
到着直前の機内食はパンケーキ&ポーチドエッグと昔ながらの鮭弁当が選べます。
軽食といいながらもしっかりのボリューム。しっかり温かく、お弁当感がちゃんとでてました。一緒にシーバスリーガル 12年 の水割りを頂きます。普通に美味しいですね。
ボーイング787に乗りました。
USB を刺すところがあり、飛行機専用ではなく汎用のイヤホンジャックがあってフライトはとても快適です。自分のお気に入りのイヤホンを持って行くことを強くお勧めします。あともしiPhone等を充電されるのでしたら長いケーブルの方がいいと思います。私は2m のケーブルにしましたが1.5mあれば十分でしょう。
窓も物理的に光を遮断するのではなく、ガラスの透明度を電子的に調整して光の入る量を調整します。
なので、今までCAから窓の開け閉めの指示がありましたが中央でやってもらえるので特に声かけされることもなくなりました。
ただ、最も明るい状態にしても若干曇りがかっていますね。
シートはやはり少し硬く狭いのはエコノミーですもの、仕方ないですね。
飛行機内では暇なので石田衣良の「余命1年のスタリオン」を読みました。
理不尽にも病気によって死を間際にした男が様々な葛藤の中で、自分の生きて来た証として何を残すのかを描いています。
いくら暗いとはいえ、涙を零しながら読み進める私に隣の人は迷惑かけてしまいました。
人生観を考えられる良書です。