鯱乃家 (黒川: カレーうどん)
執筆しなきゃいけない原稿があると今日は鯱乃家で夕食をとることに。
若鯱家の元になったカレーうどん屋さんで有名なところです。
今日は17時45分に到着したため、私以外にお客さんが1人もなし。
お茶をセルフサービス。男らしい。
ここに来た目的はもちろんカレーうどん。
今日は調子に乗ってるのでカレーライス的なものも食べたいと思い、ライスもいってしまいました。
あぁ、出汁とスパイスがマッチしてて旨味抜群。揚げもかまぼこも肉も全部美味い。太くコシのあるうどんに絡みついて、食べ応えあり。
ご飯と一緒に食べてもカレー丼的な楽しみがあり、もう最高。
さらに食べたい人にはうどんの替え玉(200円)。十分なスープ量なので、足りなくなる事はないです。
今度からはご飯注文する時は沢庵抜きにしよう。
いやぁ、カレーうどん美味しいわ。
再訪必至です。
馬肉専門料理店 蹄(新栄: 馬肉料理)
仕事で福岡に行く時にたまに寄る馬肉料理屋があります。
福岡は熊本と同じく、馬肉冷凍せずに生のまま直送できる環境にあるため非常に肉がうまいです。
しかしその他の県では主に熊本から冷凍馬肉を輸送してもらい、切り分けて皿に盛って提供していることが一般的です。
さて、名古屋は新栄の馬肉料理店に行きました。
以前、久屋大通の近くにも馬肉料理屋があったのですが閉店してしまったため栄界隈でちょうど探していたところでした。
まず入ってビールで乾杯。
しっかりと冷えていておいしいです。
ここに来たなら当然、馬刺し5点盛を頼みます。
まだ若干冷凍されていましたが臭みが全くなく、馬独特の甘みがしっかりと堪能できます。
もちろん、馬肉料理屋であるため九州特産の醤油、九州醤油でいただきます。ちなみに、私たちが一般的に使っている醤油は東京醤油と向こうでは称されています。
少し時間が経ってソルベ感がなくなると、より馬の弾力ある食感を楽しむことができます。
いやーうまいですね。
もちろん再訪必至です。
らーめん 太平 (川原町:ラーメン)
休みを頂き家族旅行で長良川温泉。
鵜飼の有名な土地ですが冬の入り口とあって鮎の季節ではなく、いわゆる閑散期です。
さらに日曜宿泊とあれば基本的には人は少ないでしょう。
ひなびた温泉街。古い記憶を辿れば両親にもよく連れていって貰いました。
父は決まって母に内緒で細やかな悪い遊びを教えてくれました。
ゲームセンター、ビールの泡、夜中のコンビニ。どれも良い思い出です。
その中の1つに、ラーメンがあります。
温泉街を歩くと、決まって屋台のラーメン屋さんがありました。父に連れられて入り、兄弟と分けて食べた事もありました。
ここ川原町にも赤提灯が出ています。
決して美味しいからとか、腹が減ってるからとかで行くわけではありません。
たっぷりテーブルコショーをかけていただきます。
チャーシューは市販のハム、やや伸びた麺に化学調味料の効いた醤油ベースのスープ。
でもこれで良いのです。
温泉街に来て、しっかり温まった後に散歩がてらハイジェットの屋台で来てるよく分からない親父が作ったラーメン。
昔を思い出させる良い味でした。
全て含めて、私にとっては良い店でした。
らーめん おか田 (大曽根:中華料理)
飲んでる店の近くにうまそうな中華料理屋さんがあると大変不幸なワケでして、今回も例に漏れず被害にあったわけです。
うまそうな台湾ラーメンがありました。飲んだ後に食べる辛口味噌の台湾ラーメンなんて、美味いに決まっています。濃厚な味噌の風合いに、辛口の肉味噌と唐辛子、10片は入っていると思われるたっぷりのにんにくスライスがバッチリ合います。
付け合わせで注文した唐揚げは小 5キレで450円の破格。
こんなの頼むしかないでしょうが、ほんまにもう。
仮にラーメンのスープに唐揚げを落としてしまっても全く問題ありません。ただピリ辛唐揚げになって美味しいだけですから。
お酒もワンカップが充実してて良いですね。
個人的にはビール瓶とワンカップは裏切らないのでとても好感が持てます。
散々食べて大満足。
これだけ食べても2000円程度なんて、世の中デフレが止まらんわけですわ。
家族づれでも一切問題ありません。むしろピーク時は家族連ればかりですし、半額セールの時はこんなに人いたっけってくらい長蛇の列です。
町の中華料理屋さんとして1つの完成形です。
再訪必至です。
梅丘すしの美登利 総本店(名古屋駅:寿司)
最近日本郵政と旧松坂屋の跡地に出来たゲートタワーモールやJPタワーが完成して、名古屋のスカイビューも良くなってきています。
さて、今回は休みを頂いたので名古屋駅でお寿司を頂きました。
平日の昼間に、酒飲みながら寿司をつまむ、これは贅沢です。
まずは小ビール、あてはマグロの煮付け、生タコポン酢、鯛カマです。
ビール頂いたら根知男山 山廃純米を頂きます。辛口のキレの良さが肴に合いますね。
初めての場所でしたし、妻と子供も居たのでテーブル席で超特選握りを頂きました。
中トロ2貫、大赤海老、ヒラメ、ウニ、いくら、ホタテ、生ずわい蟹、1本穴子、ネギトロ巻き、卵焼きです。サービスで海鮮出汁のきいた赤出汁も付いてきます。
こんなに安いのに全部美味い!
中トロは脂の旨みがあり、ウニやいくらは濃厚、卵も砂糖で甘くしてあります。
赤海老は濃厚な海老のミソも味わえるし、ホタテも弾力性と濃厚さが素晴らしい。
安いのに良い店ですね。
再訪必至です。
ヴィノテカサクラ (馬車道:ワインバー)
仕事で横浜に行った後のお楽しみに向こうの友人と飲みに行き2件目で使いました。
イタリアワインしか扱わない、素晴らしいお店です。
Cannubi Barolo Riserva, 2009
果実味溢れるが柔らかさも持ち、滑らかな舌触り。
Arshura 13, 2014
こちらはシルキーさは乏しい代わりに濃厚に圧縮されたブドウの強い旨味を感じます。とってもジューシー。
SibonaのAmaro bitter、薬草系リキュールですね。複雑な苦味を楽しめます。
ルーチェとサシカイアのグラッパ。とってもアルコール度数高いのですがそれぞれのエッセンスをわずかに感じ取ることができ、食後酒としてはピッタリ!
ですが、飲み過ぎてしまうのに注意です。
グラッパはアルコール感が強くてあまり飲まないのですがこれはそれぞれ美味かった。
良い店を発見できました。
再訪必至です。
THE BROOKLYN CAFE (栄;カフェ)
栄で飲み会がある時に、仕事が少し早く終わると使う所が数件あります。
ここもその一つです。
時間つぶしにちょっと1杯飲みたいだけですが、普通の居酒屋行くには早く出過ぎるし、ファストフード店には行きたくない。そんなわがままな要求を引き受けてくれます。
この日は外の風が気持ちよいのでテラス席です。タバコを喫する方もこちらに案内されます。
この店はテレビ塔の真下に存在するので、テレビ塔の足が店を貫いています。
さて、仕事終わりの1杯目、さわやかであり、喉ごしの良い物が頂きたいです。
柑橘系の香りが気持ちの良いBlue Moonをオーダーしました。グラスにはオレンジが添えてあり、心遣いが嬉しいです。
ゆっくり注いで泡が落ち着くまで待ち、再度注いで1杯分を完成させます。
これは本当に美味い!夏〜秋にかけての、未だ暑い時期にはぴったりです。
おつまみにはガーリック枝豆、フライドポテトを注文しました。
どちらもジャンキーな味付けであり、ビールにぴったり。
そうこうしているうちに集合時間が近づいてきたのでお会計をしました。
良い店です。再訪必至です。
CHOCOLATERIE TAKASU (久屋大通:カフェ)
久屋大通の駅出て直ぐにあります。クラシックな外観であり、品の良さを感じます。
中に入れば沢山のchocolateがあります。どれもキレイであり、美味しそうです。
また、その他にもチョコレートをふんだんに使ったケーキがあります。
今回はこのチョコレートケーキが目当てです。大体の単価は400-600円程度。
私はショコラシャンパーニュ、妻はマカダミアオランジュを頂きました。
店内ではチョコレートに合うコーヒーや紅茶だけではなく、ウイスキー、ワインも頂けます。もちろん、ビールもありますよ。
濃厚でクリーミーなチョコレートの中には甘酸っぱいベリー系のジャムが入っています。とても甘くて、まるでオーストリアで頂いたザッハトルテのよう。
でも鬱陶しさは全くなく、甘ったるいのに次が食べたくなるような、ちゃんとお菓子を頂いている事を実感できる素晴らしいケーキでした。
店内の雰囲気も良いです。涼しいときにはPavement cafe としての利用も出来ます。
良いお店です。冬の寒いときにも訪れたいです。
再訪必須です。
串星(金山;串揚屋)
職場の飲み会の前に、一人で時間つぶしのためふらっと寄りました。
中は明るく、活気があります。頑固な大将がこだわり持って揚げる、というタイプでは有りません。
ここのこだわりは日本産の美味いクラフトビアを提供してくれるところです。最近増えてくれました。
さて、いわゆる0次会として使っています。なので、しっかりと濃いお酒というよりは夏の暑さを吹き飛ばしてこれから美味い食事にありつくための食前酒的な、さっぱりとしたお酒を頂きたいです。
今回は城端麦酒 グレートブルーを頂きました。
アルコール度数は4.5%と軽め。何より色合いにびっくりします。かき氷のブルーハワイ的な感じです。
泡は殆どありません。飲み口はすっきりさわやか、柑橘系の甘さと苦さが混じります。暑い日の最初の一杯、とっても喉ごし良く気持ちが良いです。
まず席に着くと野菜スティックとレモンマヨネーズが提供されます。レモンマヨネーズのすっきり感でちょうど良いです。
折角串揚げを楽しめるので2本注文しました。
ニューカレドニア産 天使の海老 と コーンと枝豆のカレー塩です。
二つともキレイに揚げてくれています。
揚げたてが欲しかったのですがしばらく揚場で放置されていたため、良い言い方をすればやけどすること無いような、適温よりも低め温度で頂きました。
海老の旨みはしっかり凝縮されています。頭の香ばしさもとても良いです。
コーンと枝豆のカレー塩は各々の甘みとカレーのスパイシーさがしっかりマッチしています。食感も面白く、これはリピートしたいです。
デートに使うような雰囲気のお店です。
美味しかったですが、次回は折角なので揚げたてに期待!
遥 (矢場町;囲炉裏焼)
子供が小さくても飲み会を制限することなく、快く出してくれる妻に感謝しながら職場の同僚や先輩と伺いました。
まず、入り口がわかりにくくなっています。
隠れ家感があって、なにか今から特別な事をする感じが良いです。
玄関入ると階段があり、登った先に赤い扉があります。
店に入ると次は階段を降ります。その先に広がるのが囲炉裏。大きなものではなく、それぞれのテーブルに用意してくれています。
この日の季節の魚に鮎、そしてきりたんぽやサービスで頂いたコーチン手羽串が刺してありました。
これだけでも良い店に来たなという感じがヒシヒシ伝わってきます。
本日は先輩がボーナス出たからご馳走して下さるとの事だったので、全くの無遠慮に一番高いコース 遥 6000円にしました。
車海老、ホタテの貝柱、牛タン、ハラミ、しめじ、かぼちゃ、シシトウ、しいたけと、様々な具材が並びます。
焼きあがるまでのアテに鴨ローストを。
弾力あり、柔らかな甘みのある肉質がビールにも日本酒にも合います。
まず海老をさっと強火で炙ってからいただきます。なんと海老は生きており鮮度抜群です。
ホタテは生で食べられるくらいの鮮度、軽く炙って柔らかい食感と香ばしさが楽しめます。
肉や椎茸もあっという間に焼けます。遠赤外線で焼くので表面が軽く焦せれば中まで火は通っていました。
ここで追加注文のジビエ投入。
鹿肉とラムです。
鹿肉は野性味抜群!!中までしっかりと火を通して頂きます。炭焼きだから内部は柔らかさを保ち、肉汁を閉じ込めています。噛んだ瞬間に獣感を感じますが嫌な臭みではありません。
その後にタラバガニをさっとあぶって半生で頂きます。軽く火を通すことで甘みが増し、ほどよく水分が抜けて蟹の旨みが凝縮されます。
うなぎの白焼きは程よく落ち着いた炭でじっくり焼くことで中の柔らかさと甘みを保ちながら表面がカリカリとなって香ばしさが立ちます。
お酒も数々取りそろえてあります。新政No.6、くどき上手、Jrのひみつ、裏鍋島など、日本酒好きにはたまりません。
きりたんぽ、鍋を食べて大満足。
デザートにアイスクリームもサービスで頂きました。
全てのレベルが高く、隠れ家的な要素もあって大満足。
再訪必須です。